被災体験、世界に発信 熊本市で語り部シンポジウム開催へ

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 熊本や東北、阪神地域の震災被災者らが体験談を伝える「全国被災地語り部国際シンポジウム」が12月8~10日、熊本市を中心に開かれる。各地の語り部団体などでつくる実行委員会主催。これまで宮城県と兵庫県で開いており4回目。

 初日は市民会館シアーズホーム夢ホールでシンポジウムを開催(定員150人)。パネルディスカッションでは雲仙岳災害記念館(長崎)の語り部ボランティアや台湾「921大地震」の教育解説員らも参加して災害時の対応などについて議論する。「次世代の語り部」などと題した高校生らによる分科会も3テーマで開く。

 2日目は御船町や南阿蘇村、益城町を語り部と巡るバスツアーを実施(同60人)。最終日は雲仙岳災害記念館などのツアーを予定している。

 実行委員の山地久美子大阪府立大客員研究員は「全国の被災地をつなぎ、防災・減災の大切さを世界に発信したい」と話している。

 聴講は無料で、11月30日締め切り。北淡震災記念公園(兵庫)に電話か電子メール、ファクスで申し込む。同公園TEL0799(82)3020、ファクス0799(82)3027。(野方信助)

(2018年11月8日付 熊本日日新聞朝刊掲載)