【平成の長崎】梅園身代わり天満宮で創建300年を迎え大祭

平成12(2000)年

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 今年、創建300年を迎え大祭を開いている長崎市丸山町の梅園身代わり天満宮で2000年11月4日、市内の女性らがみこしを担ぎ、同町内を練り歩いた。
 同天満宮は1700年、同町の乙名、安田次右衛門が天神像をまつって創建。次右衛門が暴漢に襲われた際、天神像が身代わりとなって血を流したといういわれがある。
 おんなみこしは今年が初めて。作家のなかにし礼さんの小説「長崎ぶらぶら節」の主人公、愛八にあやかって同町自治会が企画。20歳以上の女性を公募した。昨年までは、町内の子供たちが担いでいたという。
 鉢巻きに法被姿の女性20人が約20キロのみこしを担いで、町内を練り歩いた。太鼓の音に合わせ「ヤー」と声を掛けながら、町の安全を祈願した。
 参加した同市樺島町の女性(49)は「天満宮が三百年を迎えたので、お手伝いできればと思って参加した。みこしが担げるなんて光栄です」と話していた。(平成12年11月5日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

町の安全を祈って練り歩くおんなみこし=長崎市丸山町