【ラ・リーガ】今夏の加入選手が大活躍!バルサが移籍市場で勝ち組に

加入4選手が見事にフィットする

カンプ・ノウは今、喜びに包まれている。ミッドウィークに行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージで、途中出場のマウコムがゴールを決めてインテルと引き分けに終わり、決勝トーナメント進出を確定させた。今夏に加入した4選手が揃って結果を出しているバルセロナは、間違いなく移籍市場で成功を収めたといえるだろう。

バルサの絶対エースであるリオネル・メッシが負傷離脱したことに伴い、今まで以上にチーム一丸となって戦うことが求められたここ数週間で、夏にカンプ・ノウにやってきた選手たちが見事に貢献してみせた。アルトゥールは既にエルネスト・バルベルデ監督の構想に含まれており、チャビを彷彿とさせるようなプレースタイルでサポーターの心を掴んでみせると、負傷者が続出しているセンターバックではクレマン・ラングレが自身の成長と共に穴を埋める活躍を披露。バルサのシステムにフィットするか疑問視されていたアルトゥーロ・ビダルは、移籍初ゴールがレアル・マドリードとの”エル・クラシコ”という最高のスタートを切った。唯一4選手の中で心配されていたマウコムは出場時間が少なく、冬の移籍市場で放出の可能性さえ囁かれる状況であったが、チャンスが与えられたチャンピオンズリーグで結果を残し、チームの一員でることを証明した。過去には高額な移籍金で獲得したにも関わらず失敗に終わった選手が少なからず存在していたバルサ。チームの底上げに成功しあとはメッシが復帰を果たせば、近年でも最高のスカッドが完成する。

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