バイエルンが”格下”としてドルトムントへ! 変わるライバルの関係

苦戦しているバイエルン photo/Getty Images

指揮官ニコ・コバチと一部選手たちの関係悪化が騒がれる中、バイエルンは10日にアウェイでドルトムントとの重要なゲームを迎える。現在はドルトムントがバイエルンに勝ち点差4をつけて首位に立っており、ここで敗れてしまえばバイエルンは苦しくなる。

独『Kicker』によると、バイエルンのウリ・ヘーネス会長も今のドルトムントが強力だと認めている。近年はバイエルンの方が実力で上回っていたが、今回はドルトムントをリスペクトして戦う必要があるとの考えだ。

「ドルトムントが非常に良いシーズンを過ごしているのは疑いようもない。我々は格上としてドルトムントに行くのではなく、格下として行く。長い歴史で初めてだね。我々は良いゲームをしないといけない」

ドルトムントは6日にチャンピオンズリーグ・グループステージのアトレティコ・マドリード戦を0-2で落としたが、勢いは衰えていないはずだ。混乱しているのはバイエルンの方で、今ジグナル・イドゥナ・パルクで勝ち点3を掴むのは簡単ではない。まだ前半戦だが、この一戦は今季のブンデスリーガの行方を決めるものとなりそうだ。

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