東邦チタニウムの茅ヶ崎工場、スポンジチタン増産

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 東邦チタニウムは茅ヶ崎工場(神奈川県茅ヶ崎市)のスポンジチタン生産設備の稼働率を引き上げる。来年度に米国の航空機産業向けで需要増を見込んでおり、工場内の製品在庫をあらかじめ増やして対応する狙い。

 茅ヶ崎工場のスポンジチタン生産能力は月800トン。上期(18年4~9月)に月450トン(設備稼働率56%)だった生産量を下期(18年10月~19年3月)は約3割増の同600トン(設備稼働率75%)に引き上げる。

 同社の国内拠点は茅ヶ崎工場と若松工場(北九州市、月産能力1300トン)の2工場体制。生産効率の高い若松は「基本的にフル操業を続けている」(西山佳宏社長)ため、新たな需要増に茅ヶ崎の稼働率を高めて対応する。

 同社は初の海外拠点となるサウジアラビア工場を来年初にも稼働させる見込みだが、同工場は現状で航空機向けの認証がないため、茅ヶ崎で増産する。