UEFAヨーロッパリーグのグループステージ第4戦が現地時間8日に開催され、アーセナルやチェルシーといったプレミアリーグ勢が決勝トーナメント進出を決めた。
グループEのアーセナルはホームでナニ擁するスポルティングCPと対戦。引き分け以上でグループ突破が確定するアーセナルは、序盤から積極的に攻勢に出てチャンスを創出する。ところが、24分に予期せぬアクシデントが発生。ゴール前で競り合った際に着地に失敗したイングランド代表FWダニー・ウェルベックが右足首を負傷。プレー続行不可能となり交代を強いられた。それでも気落ちしなかったアーセナルは、次々に選手がゴール前に走り込んで厚みのある攻撃を披露。最終的にスコアレスドローに終わったものの、勝ち点1を獲得したアーセナルが決勝トーナメント進出を決めた。
グループLではチェルシーがアウェイの地でベラルーシの雄BATEボリソフとの一戦に臨んだ。大幅に選手を入れ替えたチェルシーは、復帰後初となるベルギー代表FWエデン・アザールが先発出場。持ち前の突破力で相手DF陣を翻弄する。すると51分、エメルソンのクロスからオリビエ・ジルーがヘディングシュートを放ち、待望の先制ゴールを奪取。結局このゴールが決勝点となり、チェルシーがヨーロッパリーグ無傷の4連勝を達成した。
