風疹に3人感染 熊本市

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 10月29日~11月4日の熊本県感染症情報によると、熊本市保健所から3人が風疹に感染したとの報告があった。今年は県内7人目の感染で、県健康危機管理課が注意を呼び掛けている。

 同課によると、妊娠20週ごろまでの妊婦が風疹に感染すると、出生児に難聴や白内障、心疾患など先天的な障害が生じることがある。

 症状は発熱、発疹、リンパ節の腫れなど。せきやくしゃみの飛まつを通して感染する。特別な治療法はなく、予防接種が有効。同課は「風疹にかかったかもしれないと思ったら、周囲への感染を防ぐため、医療機関に電話で事前に相談した上でマスクをつけて受診してほしい」と話している。

 報告が多い疾患(50定点)は感染性胃腸炎が19人減の308人。インフルエンザ(80定点)は1人減の35人。風疹を除く全数報告では、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、デング熱、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症、急性弛緩[しかん]性まひ、百日ぜきが各1人、レジオネラ症が2人だった。(松本敦)

(2018年11月9日付 熊本日日新聞朝刊掲載)