登別の阿部さん 2度目の最高賞

二科展写真部道支部の公募展

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優しさや愛 今後も撮りたい

二科会写真部北海道支部の第43回公募展で最高賞の北海道支部二科賞を受賞した「しあわせふたつ」

 二科会写真部北海道支部の第43回公募展で、登別市若草町のフォトグラファー・阿部なおきさん(44)が最高賞の北海道支部二科賞を受賞した。2014年(平成26年)に続く2度目の最高賞に「驚きと喜びでいっぱい。史上初の3度目を目指してこれからも頑張りたい」と意欲をみせている。

 タイトルは「しあわせふたつ」。母親と子どもがベッドに横たわる姿をハイアングルで撮影したモノクロ写真。妊娠中の母親がわが子を抱きしめ、頬に顔を寄せている。「幸せな雰囲気や言葉で伝わらないものを表現したかった」と話す。

 531点の応募があり、審査員で写真家の蜂須賀秀紀さんは画面構成や親子の表情などを高く評価した。最高賞を2度受賞するのは極めてまれという。

「優しさや愛が感じられるような写真を撮りたい」と語る阿部さん

 阿部さんの作品は子どもやカップル、夫婦などをテーマにしたスナップが多く、「優しさや愛が感じられるような写真を撮り、今後、みなさんに見てもらえる機会をつくりたい」とシャッターを押す。

 伊達市元町のフォトサロンアスカに勤務している。2002年(平成14年)から写真活動を始め、全日写連や室蘭写真研究会、北海道美術作家協会写真部胆振支部に所属。写真道展で2席、「撮りフェスin室蘭」でパブリック賞、日タイ修好130周年記念写真コンテストで入選、第69回アサヒ北海道写真展で最高賞の「朝日大賞」に輝くなど活躍している。
(成田真梨子)