干し柿甘~くな~れ、伊達・長和小児童が800個つるす

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 伊達市長和小学校(葛西正敏校長、79人)の恒例行事・干し柿づくりが9日、同校であった。子どもたちが、将来の夢を思い描きながら約800個の実の皮をむき、ビニールひもでつるしていた。

 1972年(昭和47年)に、同校近くの旧校舎敷地内に平種無(ひらたねなし)という種類の柿の木を植樹。1991年(平成3年)から「柿の木集会」として、干し柿作りが始まった。今年は旧校舎と現校舎の敷地内から収穫した。

 子どもたちはピーラーで丁寧に皮をむき、1本のビニールひもに5個の実を付けた。例年、校舎横の屋根のある駐輪場につるすが、この日は、悪天候のため玄関ロビーにつるした。野坂結菜さん(12)は「きれいにおいしくなってほしい。お父さん、お母さんに食べてほしいです」とにっこり。

 実がなるまで長い年月がかかる柿の木。同校では「時間がかかっても夢を叶(かな)えてほしい」と願いを込め、同行事に合わせ子どもたちが将来の夢を書き出す。願いはいろいろ。「ナースになりたい」「プロ野球選手の二刀流になりたい」「ユーチューバーになりたい」  柿は天気の良い日に駐輪場に移し、1カ月ほど寒風にさらすという。(奥村憲史)

【写真=願いを込め干し柿をつるす子どもたち】