【平成の長崎】長崎健康ハマチ売り出しへ 長崎漁港水産加工団地協同組合 平成14(2002)年

 長崎漁港水産加工団地協同組合(長崎市三京町、柏木哲理事長)は、発酵させた魚粉えさで養殖したハマチを「長崎健康ハマチ」ブランドで売り出した。抗生物質や成長ホルモンなどの薬品をほとんど使わずに生産でき「安全な魚」として全国にアピールしていく。長崎市内で5日開いた「長崎健康ハマチ」の試食会には漁協、卸業者ら約120人が参加。柏木理事長は「見た目、おいしさ、安全性でも胸を張れる魚ができる。行政や水産業界と協力し長崎、九州を代表するブランド魚に育てたい」と意欲を示した。試食した参加者の評判もよかった。
(平成14年2月6日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

無投薬で安全性にも配慮した長崎健康ハマチ。試食会でも評判が高かった=長崎市目覚町、センチュリーホテル

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