柏原京大教授ら3氏に京都賞授与

数学で貢献、賞金1億円

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第34回京都賞を受賞した(左から)スタンフォード大のカール・ダイセロス教授、京都大の柏原正樹特任教授、マサチューセッツ工科大のジョーン・ジョナス名誉教授=10日午後、京都市

 優れた科学や芸術の功績をたたえる第34回京都賞の授賞式が10日、京都市で開かれた。主催する稲盛財団(理事長・稲盛和夫京セラ名誉会長)から、現代数学の発展に貢献した京都大の柏原正樹特任教授(71)ら3氏に記念メダルと、増額された賞金1億円がそれぞれ贈られた。

 他の受賞者はスタンフォード大のカール・ダイセロス教授(46)と、マサチューセッツ工科大のジョーン・ジョナス名誉教授(82)。

 柏原氏は、代数解析学の根幹となる「D加群」と呼ばれる理論を築き上げ、基礎科学部門で受賞。「代数解析学は京都で発展してきた。京都の名を冠した賞を受賞でき感激している」と述べた。