ロシア・サハリンで歌舞伎初披露

江戸から続く、手作り公演

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サハリンで開かれた横尾歌舞伎の公演で披露された「菅原伝授手習鑑」=10日、ロシア・ユジノサハリンスク(共同)

 【ユジノサハリンスク共同】ロシア極東サハリン州、ユジノサハリンスクで10日、浜松市北区引佐町に江戸時代から伝わる「横尾歌舞伎」の公演が開かれた。横尾歌舞伎は役者や語り手、裏方に至るまでアマチュアが担うのが特徴。舞台道具を持参し、設営も自ら行う手作りの公演に、約500人が拍手を送った。

 日本とロシアの文化交流事業の一環で、横尾歌舞伎保存会によると、サハリンでの歌舞伎公演は初めて。普段は市役所や企業で働く保存会の37人が、菅原道真の失脚や平安時代の人間模様を描いた「菅原伝授手習鑑」の演目を披露した。

 この日は、ロシア語の字幕も用意された。