【法政×慶應】 準決勝展望 | 東京六大学理工系硬式野球リーグZETT杯

野球 試合サマリー

[法政]

リーグ2位(9勝4敗勝点4)

〈予想スタメン〉

1遊 1 黒井 誠也 (2/加納)

2一 5 田中 博貴 (1/立川)

3中 ⑪ 酒井 亮多 (3/岩村田)

4二 23 松本 幸大 (2/調布南)

5三 25 植草 大成 (2/船橋東)

6指 20 松原 徹平 (1/所沢西)

7右 55 山西 翔太 (1/成田)

8捕 0 大山 将太 (2/熊谷)

9左 6 南里 大成 (2/東農大二)

投 18 平山 皓太郎 (2/鶴嶺)

予想スタメン9人の平均打率は驚異の.327。ここに13試合52盗塁(チーム合計は68)の機動力を絡めた超攻撃型打線が牙をむき、リーグ戦では破竹の快進撃を見せた。特にクリーンナップの3人は合計で24打点と無類の勝負強さを誇っており、リードした状況で18イニング連続無失点の守護神・酒井に繋げられれば大きく決勝進出が近づくと言えるだろう。

先発は最多勝・平山皓太郎が予想される。飄々とした投球で凡打の山を築く技巧派左腕が打線の援護を受けて伸び伸びとした投球ができるような展開になると、慶應は厳しい戦いを強いられることになる。

[慶應]

リーグ3位(6勝4敗勝点3)

〈予想スタメン〉

1指 17 税所 佑斗 (1/県立千葉)

2二 39 五十嵐 捷 (2/横浜翠嵐)

3右 20 長橋 一徹 (1/洛星)

4中 24 前納 貴大 (3/市川)

5三 52 山口 優斗 (2/松本深志)

6遊 10 飯塚 大生 (2/桐朋)

7一 ③ 本吉 秀輝 (3/大阪星光)

8捕 2 加藤 奨大 (2/札幌南)

9左 33 嵯峨 渚央 (3/浅野)

投 32 山藤 篤志 (3/頴明館)

対する慶應は、最優秀防御率のタイトルを獲得したミスター慶應No.5山藤篤志に加え、後半戦防御率0.00の林克樹(2年/桐光学園)、MAX135kmルーキー上田裕介(1年/都三田)の投手陣トリオがいかに強力な法政打線を抑えられるかが最大のキーポイント。女房役の加藤奨大の”爆肩”と盗塁王・黒井誠也の対決にも注目だ。

打線のキーマンは税所と長橋。後半戦にスタメンを勝ち取ったフレッシュな1年コンビでチャンスを作り、復帰したリーグ最強打者・前納貴大に回す展開に持っていきたい。

リーグ第1戦9-8(延長10回)、第2戦5-4といずれも大接戦の末に法政が連勝で勝点を獲得したこのカード。14日の試合でも、息詰まる激戦を期待したい。試合は13時開始予定。

文:小池颯

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