ムシできない自販機、子飼商店街に登場 コオロギなど食用昆虫ずらり

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昆虫を食用として売っている自販機と、設置した友田敏之さん=熊本市中央区
自販機の商品として売られている乾燥状態のコオロギ

 コオロギやオケラ、ゲンゴロウなどの昆虫を食用としてずらりと並べた自動販売機が10日、熊本市中央区の子飼商店街で動き始めた。通り掛かった人たちが物珍しそうにスマートフォンで撮影するなど、早くも注目を集めている。

 商店街でバルーン店を営む友田敏之さん(34)が設置。国連食糧農業機関(FAO)は食糧問題への対応として昆虫の活用を薦めており、友田さんは「世界で起きている問題を熊本で考えるきっかけにしたい」としている。

 600~千円で出てくるプラスチック製の容器には、昆虫が乾燥した状態で入っている。このうちコオロギは15グラム。さくさくとした食感で、塩味が効いている。昆虫は東京の業者が主にタイから輸入。既にインターネット販売で出回っている。

 9月末に自販機を設置したが、商品が出てこないトラブルが起きたため、改良を重ねていた。商品の中身は客のニーズに合わせ、変更していくという。(木村恭士)