さよなら「鉄人」衣笠さん 母校の龍谷大平安高で追悼法要

©株式会社京都新聞社

衣笠さんをしのぶ参列者ら(京都市下京区、龍谷大付属平安中・高)

 プロ野球記録の2215試合連続出場で「鉄人」と呼ばれ、4月に71歳で死去した衣笠祥雄さんの追悼法要が10日、母校にあたる龍谷大付属平安中・高(京都市下京区)で営まれた。同級生や野球部OBらが在りし日の姿をしのんだ。

 法要には100人超の参列者が訪れ、笑顔の衣笠さんの遺影を前に順番に焼香し、静かに手を合わせた。同校の関目六左衛門校長は「(衣笠さんの)不屈の精神の原点は平安のグラウンドにあり、後輩に受け継がれた」とあいさつした。

 会場では、衣笠さんの野球人生や、母校の甲子園での春夏通算100勝達成を待ち望む晩年の様子を伝える映像が放映され、広島入団時のサインボールなどゆかりの品も展示された。50年来の親交があった同級生の三間康和さん(71)=山科区=は「彼の優しさ、気配り、人を思う気持ちを大事にしたい」と話した。

 衣笠さんは平安高で1964年、捕手として甲子園に春夏連続出場。翌年、広島に入団した。