城端の庵唄、東京で響く 東下町の若連中が披露

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 南砺市の城端曳山(ひきやま)祭の山町の一つである東下町(ひがししもまち)の若連中「宝槌会(ほうてつかい)」の22人は10日、東京・神楽坂で開催された「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」の前夜祭に出演し、三味線と笛の音色に乗せて庵唄(いおりうた)を情感豊かに歌い上げた。

 同会は庵唄が江戸端唄(はうた)の流れをくむ縁で、2014年から毎年、伝統芸能を紹介する神楽坂まち舞台・大江戸めぐりに出演している。この日は紋付き袴(はかま)姿の若連中が、日蓮宗善國寺に設けられた特設ステージで「五月雨」「空ほの」を披露し、集まった多くの来場者を楽しませた。

 予定していた町流しは雨で中止となったが、近隣の茶店や料理店など4カ所でも優雅な音色と伸びやかな歌声を響かせた。