日田天領まつり 名物の着任行列

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西国筋郡代着任行列で豆田町を練り歩く郡代役の羽野秀義さん(最前列右)と奥方役の羽野靖恵さん(同左)=10日、日田市

 日田市の秋を代表する観光イベント「第39回日田天領まつり」が10日、2日間の日程で、市内豆田地区などで始まった。名物の時代行列があり、大勢の観光客が歴史絵巻を楽しんだ。昨年に続き、夜は青森県の弘前ねぷた(国重要無形民俗文化財)やランタンも登場した。

 江戸時代に天領を統括した代官・西国筋(さいごくすじ)郡代の日田入りを再現した「西国筋郡代着任行列」には市民ら約110人が参加。豆田町内などを練り歩いた。

 郡代と奥方役は新婚の羽野秀義さん(37)と、妻の靖恵さん(36)=市内田島。2人は「笑顔で元気に日田を盛り上げたい」と話した。

 希望者には日田まつり振興会が無料で着物を用意。オーストラリアのシャーリン・アリス・ワッツさん(31)は「着物がとてもきれいで特別な気持ち」と満喫していた。

 千年あかりに合わせ、弘前ねぷたも巡行し、竹灯籠と競演。昨年の福岡・大分豪雨からの復興を願い、関係者らが「ヤーヤドー」の掛け声で地区内を回った。

 11日は、同地区で弘前ねぷたやランタンが巡行する。