最近、焼肉よりしゃぶしゃぶがいいというあなたへ!都内の極上しゃぶしゃぶ5選

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最近はがっつりな「焼き肉」よりも、「しゃぶしゃぶ」派という人も多いのでは?

今回は絶対知っておきたい、東京都内のしゃぶしゃぶの名店をご紹介。

こってり系だけじゃない、あっさり、さっぱりとした肉の楽しみ方を堪能しよう!

出汁の美味しさに惚れ、リピートする人も多い

味わい深く肉の旨みを引き立てる出汁が絶品『京都 瓢喜 銀座三丁目店』

京都の姉妹店『瓢斗』の味を東京で味わえる『京都 瓢喜(ひょうき)』。同店の名物は、「出汁しゃぶ」。

さっとしゃぶしゃぶしたお肉を、出汁につけて味わう逸品で、一度食べたら虜にならずにはいられない味わいなのである。

「神戸牛・白金豚食べ比べ出汁しゃぶ会席」(1人前11,500円)

その美味しさの決め手となっている出汁は、鰹、昆布、うるめいわしなどを使用。一度出汁をとった後に、もう一度同量の素材を使い出汁をとることで、味に深みとコクをプラス。

また、使用するかえしにも鰹や牡蠣がらなどが加えられ、食べ進めるほどにその味わい深さに気付かされる。

そんな絶品の出汁にはネギをたっぷり入れて召し上がれ。シャキシャキとしたネギの食感が加わり、お肉の美味しさをさらにアップさせてくれるのだ。

生麩や湯葉、京水菜など京都ならではの具材も魅力

牛肉は神戸牛や近江牛、松坂牛リブロースを用意。また豚肉も白金豚、上州麦豚を揃える。

コースの最初には「季節の八寸」が供され、お酒もすすむ

今回はなかでもおすすめの「神戸牛・白金豚食べ比べ出汁しゃぶ会席」をオーダー。

日本三大ブランド牛である神戸牛と、柔らかな肉質が特徴の白金豚を堪能できる贅沢なコースだ。

全室個室で2名~利用できる

『京都 瓢喜 銀座三丁目店』は、全室ゆったりと寛げる掘りごたつ個室という造りも特徴。接待や会食にも最適で、30名以上で利用できるのもこれからの忘年会・新年会シーズンに重宝しそうだ。

絶品「出汁しゃぶ」だけでなく、心のこもったもてなしも魅力の『京都 瓢喜 銀座三丁目店』は、この時期訪れたい名店である。

しゃぶしゃぶは、タレも重要なんです!!

「黒毛和牛 しゃぶしゃぶ定食(吉)A3等級」(1人前7,500円・税別)。※お通し、トマトサラダ、麺、アイスクリーム付

しゃぶしゃぶの旨さはタレで決まる!日本一の胡麻だれの名店『ざくろ』

昭和30年創業の『ざくろ』は、言わずと知れたしゃぶしゃぶの名店。しゃぶしゃぶがまだ、「牛肉の水炊き」と呼ばれ、東京では馴染みが薄かった時代に、いち早く東京で提供を開始したのがここ『ざくろ』なのだ。

この「しゃぶしゃぶ」というネーミングは、ミヤコ蝶々さんが名付けたものという説もあるとか。

湯のなかで薄切りの牛肉が揺れる様を率直に表現した「しゃぶしゃぶ」というキャッチーな名は、その美味しさとともに各地に広まっていったのだろう。

たっぷりとたれにつけて召し上がれ!

それまではポン酢で食べるのが一般的だった東京に「胡麻だれで食べるしゃぶしゃぶ」という文化を根付かせたのも同店の功績。

そんな「しゃぶしゃぶ」の歴史を作り上げてきた『ざくろ』は、胡麻だれへのこだわりも強い。

練り胡麻や豆板醤、醤油、魚醤、えび味噌などの香辛料を混ぜ、瓶で寝かせて完成する秘伝の胡麻だれは、コク深く、まろやか。

まずは、お肉から1~2枚味わってから野菜へ。しゃぶしゃぶ具合は好みであるが、ほんのり色づく一往復がおすすめだ

牛肉と玉葱、ニンジン、ネギなどの野菜をから取った出汁もまた美味。

しゃぶしゃぶを続けていくことで、肉や野菜の出汁が増加していき、最後には極上の出汁が完成しているので、ぜひ出汁だけでも味わってみて欲しい。

肉はサッと出汁に通せば火が通るので、しゃぶしゃぶしすぎずにピンク色になった辺りが食べ頃。たっぷりと胡麻だれを付けて頬張れば、旨みが口いっぱいに広がっていく。

ビル地下1階に位置。「ざくろ」と書かれた暖簾や看板が老舗の風格を漂わせる

胡麻だれから出汁にいたるまで、老舗ならではのこだわりとストーリーを持つ『ざくろ銀座店』。

既に訪れたことがある人も改めて同店を訪れ「しゃぶしゃぶ×胡麻だれ」の自己流の美味しさを発掘してみてはいかがだろう?

美味しいけど罪悪感が少ない、そんな肉がいい!

「牛テールスープしゃぶしゃぶ」(1人前2,940円)※注文は2人前~ ※時期などによって、メニューの変動あり

テールスープとタマネギのみで食べる!絶品スープの和牛しゃぶしゃぶ『四一一』

『四一一』では、和牛創作料理を提供。使用する肉は、A5・A4ランクのブランド牛のみというのもこだわりのひとつ。仕入れられる部位により、その味を引き出せる最高の一品を提供している。

そんな『四一一』の名物は、「牛テールスープのしゃぶしゃぶ」。美味しさの訳は、そのこだわりのスープにある。

牛テールを10時間以上、数十種類の香味野菜と一緒に煮込んで作られるスープに、鰹出汁をプラス。

あっさりとしていながらコクと旨みが凝縮したスープは、スープだけでも十分贅沢な一品になるほどの美味しさである。

肉はトウガラシ、イチボ、ブリスケの3種が味わえる(種類は日により異なる)

「牛テールスープしゃぶしゃぶ」は、その食べ方も特徴的だ。

まず、スープが沸騰したら玉ねぎを全て鍋に入れる。そうすることで、淡路島産の玉ねぎの甘みがスープに馴染み、すでに美味しい牛テールスープが一層旨みを増していく。

玉ねぎの甘い香りが立ち、くたっと煮えたら、いよいよ、しゃぶしゃぶタイムスタート!

人気ののせだれは(左)「だし醤油とろろ」と(左)「パクチーだれ」。他にも「食べるラー油」や「おろしぽん酢」、「すり胡麻だれ」、「塩だれ」が揃う

2、3回しゃぶしゃぶしたら、もう食べ頃。『四一一』には、つけダレはないのもこだわりだ。 あっさりと美味しい牛テールスープと玉ねぎのみで、和牛の美味しさを味わって欲しい。

味を変えたくなったら、1人につき1種類「のせだれ」を注文することも可能。全6種の中から好みのものをチョイスしよう。

恵比寿駅から徒歩2分という好立地でありながら、駅前の喧騒を忘れられるほど落ち着いた雰囲気が漂う店内

今夜は「しゃぶしゃぶ」で温まりたい、肉料理をガッツリ食べたい、しっとり大人の夜を過ごしたい、その全ての要望に応えてくれる『四一一』は、知っておきたい名店のひとつだ。

しゃぶしゃぶは牛肉もいいけど、豚肉も美味しい!

「鹿児島黒牛・黒豚ミックスしゃぶしゃぶ鍋」(8,500円 税込み・サービス料別)。前菜やしゃぶ麺、デザートもセットに

国内随一の和牛生産地である鹿児島が厳選して送り出す“黒牛”『華蓮』

薩摩の大地でたくましく育った自慢の食材。そんな九州最南端の個性豊かな恵みを存分に楽しませてくれるのが、銀座で人気を博す『華蓮』。

こちらのお店はJA鹿児島県経済連の直営店。広く鹿児島の美味を知ってもらうアンテナショップとしての役目も担っている。

質・量ともに国内随一の和牛生産地である鹿児島が厳選して送り出す“黒牛”は、きめ細かな肉質とバランス良い霜降り。かたや改良を重ねながら美味を追求する“黒豚”は、コクのある個性的な味わい。その自慢の肉をこちらでは惜しげもなくしゃぶしゃぶで楽しませてくれるのだ。

もちろん、お米に野菜と、鍋を固める脇役も鹿児島食材がそろい踏み。〆には本店では裏メニューである豚骨ベースの「しゃぶ麺」も、オンリスト。まさに銀座の地で鹿児島が楽しめる名店だ。

「葉衣しゃぶしゃぶ」

古民家でしっぽり。『イワカムツカリ』の“葉衣しゃぶしゃぶ”

恵比寿に佇む、大正時代に建てられた一軒家。不思議な響きの店名『イワカムツカリ』とは、日本料理の祖神、醸造の神である磐鹿六雁命(イワカムツカリノミコト)が由来。

心から安心できる食事を供したいという想いのもと、オーナー・内山昭氏が辿り着いた大人の居酒屋だ。

宗田鰹、うるめ鰯、鯖を独自に配合した出汁に、日本酒をたっぷりと1合注げば、「葉衣しゃぶしゃぶ」の準備は完了。まず、早採り若芽で素材の旨みを堪能する。

店で22時間かけて発芽させた富山県産「医王の舞」の発芽玄米おじや

使用される肉は、モッチリ食感と深い味わいが魅力的な、無薬飼育の先駆け的存在である「えばらハーブ豚 未来」の肩ロース。 オーダー後にスライスされるこだわり。都内でも扱いの少ない稀少な銘柄である。

それを、自家製のたれにつけ、“葉を衣”にしていただく。季節を感じる見目麗しい野菜は、愛知県の三河など全国から届く有機無農薬野菜。内容は季節によって替わる。

〆は、じっくり出汁を吸わせた玄米に溶き卵を入れたおじや。完膚無き迄に胃袋をギュッと掴まれる。どこでも食べられる普通の鍋じゃない、アレンジを効かせたイマドキ鍋を押さえておくべし!

自家製煎り酒に白醤油、みりんなどを加えた特製だれ

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