<楽天>初の「バッティングデー」 打力強化へ選手充実感

©株式会社河北新報社

全力でバットを振る野手陣

 野手陣が一日中打撃練習をする「バッティングデー」に今キャンプで初めて取り組んだ。一人当たり約1000本のスイングをこなし、今季貧打にあえいだチームの打力強化を目指す。

 午前のフリー打撃はシーズン中の倍となる約7分間。午後は10分間に伸びた。さらに、ティー打撃、ロングティー打撃などメニューは盛りだくさんで、選手は必死に振り込んだ。

 コーチらの発案で新たに設けられたのが「ショートゲーム」。打撃投手が通常より前の位置から投げる緩い球を間髪入れずに4球続けて打つ練習で、打撃動作の無駄を省き、体全体でスイングする感覚を身に付ける狙いがある。

 西巻は「こんなに振ったことはない。先輩たちの体力に驚かされた」と話しつつ、「自分の打撃能力を上げるチャンス」と意欲を見せた。岩見は「最短距離でバットを振ることができるようになってきた」と早速効果を実感した様子。「分からないことはコミュニケーションを取りながら聞けている。ためになることばかりだ」とバッティングデーを歓迎する。

 金森チーフ打撃コーチは「スイングスピードを速くするなど、振る力を身に付けてほしい」と語った。(伊藤卓哉)