地域維持へ交通確保を 京都・京北で福祉関係者が報告書

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 京都市右京区京北の福祉あんしん京北ネットワーク協議会は、今夏の福祉サミットのグループワークで福祉関係者が議論した京北の現状と、近い将来の在り方について報告書をまとめた。人口減と少子高齢化が進む中で、交通手段の確保と地域コミュニティー維持への関心が高いことが分かった。

 グループワークは黒田、山国など6地区に分かれて実施。現状については、豊かな自然や人のつながりの温かさを評価する一方で、病院や買い物に行く際の不便さや働き口の少なさを指摘する声が多かった。

 5~10年後には働く場所を確保するなどして若い人を迎え入れ、高齢者が外出しやすいよう公共の移動手段の充実を求める意見が目立った。同協議会は今後も話し合いを重ね、安心して暮らせる地域づくりに役立てたいとしている。