池田エライザ、お悩み相談に持論「負担をかけるのは禁物」

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池田エライザ

 映画『ルームロンダリング』に続き、現在放送中の連続ドラマ版でも主演を務める女優の池田エライザ。「素のままで演じられた」という霊感を持つヒロイン・八雲御子(やくも・みこ)とのシンクロ・ポイントから導き出した、自身の性格や人間性について自ら分析してみせた。

【写真】矢本悠馬、生駒里奈…ドラマ「ルームロンダリング」の幽霊たち

 本ドラマは、いわくつきの物件に住み、部屋を浄化する「ルームロンダリング」を生業とする主人公・御子(池田)が、成仏できない幽霊たちの望みをかなえるために奔走する姿を描く異色コメディー。池田のほかオダギリジョー渋川清彦伊藤健太郎奥野瑛太田口トモロヲら映画版キャストが続投するほか、矢本悠馬生駒里奈宇野祥平ら新キャストが幽霊役でゲスト出演する。

 連ドラ化にあたって、「御子ちゃんとして皆さんのもとに帰ってくることができて、とても幸せです」と喜びいっぱいの池田。今回は、映画版で0.5歩前に進めた御子の、その後の成長が描かれるそうだが、各話に登場する幽霊たちの顔ぶれによって御子の反応が違う点も見どころで、「同じ幽霊でも、男性か、女性か、どういう境遇だったかで御子ちゃんの態度が変わってくる。そういうわかりやすい彼女のキャラが、かわいらしく見えたり、応援したくなったり、愛おしさを感じてもらえるはず」と強調する。

ドラマ「ルームロンダリング」第2話より (C)2018 TSUTAYA Digital Entertainment

 「素のままで演じられた」くらい御子と重なる部分が多いという池田だが、具体的には「テンポが遅いところ、お部屋でヨチヨチ歩いている感じや、ボーッとしているところ」など。「あとは、人に何か言われているときに、『そうじゃない、わたしは違う!』とか、頭の中でおしゃべりしすぎて、いざというときに何を言えばいいかわからなくなって反論できずにシュンとする……そういうところは自己投影しています」

 引きこもりがちなところも似ているそうだが、最近、生活習慣を変えたことで改善されつつあるという。「以前は、ソファと低い机の間で小さくなってゴハンを食べていたのですが、これじゃいけないと。ダイニングテーブルを買って、きちんと座って食事を摂ろうと思ったんですね。そういうライフスタイルにすると、今度はなぜか断捨離がしたくなり、掃除をすることに幸せを感じ始めたんです」と自身の変化に驚きを隠せない。

 掃除のポイントは、現場での失敗などを猛省しながらすることだそう。「時には『女優をやめたい!』と思うくらい落ち込むこともあるのですが、そんなときには、自分にダメ出ししたり、反省をしたり、とことん考えながら掃除をしていると、いつの間にか部屋がピカピカになって、心もスッキリ晴れているんですよね。あとは引きこもりがちな生活を改善すればロンダリング完了なんですが(笑)。でも、最近は1人で買い物に出掛けるようにもなったので、あともう1歩かな」

池田エライザのロンダリング法は……

 ちなみに劇中、御子は幽霊たちの悩みに巻き込まれるハメになるが、池田自身は相談する派。「ただそれは、その人に解決してもらうのではなく、考えが煮詰まったから一度冷静な意見を聞きたいという意図によるもの。だから、相談する内容が『秘密の共有』みたいに相手に負荷を与えてしまうようなら、しないようにしています」と持論を展開。

 相談されることについては、「わたしの中でこれじゃないかな? と思う答えがあったとしても、正論を言われると逆に反発したくなる場合もあると思うので、相手が冷静になった時に『そういえばエライザ、あんなこと言っていたな』と思い出してくれるように、さりげなくアドバイスがするのが理想。でも、これがなかなか難しいんですよね……」と実情を吐露。「例えば、苦手な人がいたとしても、そこには羨ましい、自分にはできないとかいろいろな気持ちがあって、それが混ざり合って苦手につながると思うので、話を聞くことで客観的な視点で凝り固まった感情を軽減することはできるのかなと思います」と自身の姿勢を真摯に述べた。(取材・文・写真:坂田正樹)

ドラマイズム「ルームロンダリング」は、MBSにて毎週日曜深夜0時50分~(11月11日は深夜1時~)、TBSにて毎週火曜深夜1時28分~放送中※放送日時は変更になる場合があります