旅に向いている靴はどれ?MBT、無印良品など4足履き比べルポ

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旅行中に履く靴選びはとても重要です。合わない靴を選んでしまうと、旅のスケジュール遂行に差し障ることさえあります。合う靴というのは個人差があると思いますが、参考になればと思い、手持ちの靴を履き比べてみました。新品ではないので年季の入った靴の写真もありますが、お許しください。ちなみに筆者の足は大きめで、足幅が狭く、甲は高め、指の長さはエジプト型とギリシャ型の間です。

MBT(エムビーティー)/SIRIMA(シリマ)

MBT SIRIMA

MBT SIRIMA

良い点…歩く動作が楽しい、石畳みもOK、筋トレ効果がある

悪い点…重い、筋トレ効果の疲れが後からくる、値段が高め

MBTのソールはころんとカーブしています。これは、かかとで着地し、つま先で蹴りだすという運動をスムーズにするためです。最初はおもちゃのホッピングに乗るような特別感があるのですが、慣れるとかなり歩きやすいです。弾むように歩くような、歩くこと自体に楽しさを感じる靴です。スイス生まれのMBTはソールが厚くて、石畳の衝撃も吸収してくれます。また、この平らではない不安定なソールが筋トレにつながるような感覚が魅力で、かれこれ10年ほどMBTの靴を履いています。

デメリットは重いこと。そして歩いている間は快適なのですが、筋肉を活性化させるせいか後になって芯まで疲れていることに気づきます。25,000円(税抜)という価格ももっと安くなるとありがたいです。

[MBT公式サイト]

[MBT|Amazon]

[MBT|楽天]

無印良品/ニット疲れにくいスニーカー(日本)

無印良品 ニット疲れにくいスニーカー

無印良品 ニット疲れにくいスニーカー

良い点…安い、疲れにくい、アッパーが柔らかい

悪い点…意外と重い

「疲れにくいスニーカー」はシリーズ展開していて、形・素材・色が違うものがたくさんあります。基本のオーガニックコットン(キャンバス)は2,980円という安さです。今回選んだニット素材のものも3,990円(税込)と安価。疲れにくく、歩きやすいを実現しているのは、こだわりのインソールにあります。土踏まずと指の付け根を高くしたもので、さらに足首が外側に回りにくいように設計されています。

筋トレのMBTと比べると、歩く喜びはないものの、ふくらはぎのはりが少なく疲れにくいようです。また、アッパーがニット素材なので締め付けられることがなく、リラックス感があります。柔らかい生地なので、急いでつっかけて歩き出さなければいけないときに、ベロがよれていても不快ではありません。

キャンバススニーカーによくあるようなゴム底なので、厚くて重さがあります。旅行に靴を2足もっていくときは、荷物に詰めずに履いていった方がいいでしょう。

[ニットスニーカー|無印良品]

El Naturalista(エル・ナチュラリスタ)/ N275 EL VIAJERO(エル・ビアヘロ)

El Naturalista N275 EL VIAJERO

El Naturalista N275 EL VIAJERO

良い点…軽い、足へのフィット感、素朴なデザイン

悪い点…靴裏が薄い

「旅人」という名前がついたスペインのスリッポンです。日本ではだいたい20,000円くらいで販売されています。筆者の靴は型が古いようです。

足へのフィット感が抜群。コロンとした形がナチュラルな服装に合います。牛皮のアッパーを使った靴なのに、軽いのがうれしい靴です。履き心地も軽いし、旅の2足目の靴として荷物に入れていくのにおすすめです。

靴裏が薄いので、長い時間履くと足指の付け根が痛くなりました。長時間の歩き回りには向かないかもしれません。

[El Naturalista 公式サイト]

[El Naturalista|楽天]

[El Naturalista|Amazon]

ビルケンシュトック/ブルーフットベッドスポーツ(インソール)

ビルケンシュトック ブルーフットベッドスポーツ

ビルケンシュトック ブルーフットベッドスポーツ

良い点…いろいろな靴に使える、足の動きがよくなる

悪い点…実際は合う靴が見つけにくいかも

サンダルが人気のビルケン。その歩きやすさをインソールにしたのがこちらの商品です。手持ちのビルケンのサンダルと隆起を比べてみたら、ほぼ同じようでした。かなり硬めです。お値段4,104円(税込)。

使ってみると、つま先部分がないので、インソールありとなしの部分で感触が違うのが不思議な感じです。かかと側だけが硬いものを踏んでいる感触なんです。でも足のアーチがしっかり上げられている感覚があります。

手持ちの靴に使えるのが前提ですが、もともとインソールに隆起があるシューズも多く、フィットする靴をみつけるのは簡単でないかもしれません。フィットしない靴だと、このインソールが浮きます。それでも10分ほど歩いていると少し馴染んできて、この違和感が楽しいと感じなくもないような。

ただ、のぼり坂でも足が上がるような感覚があったのと、疲れは多少軽減されるような気もしました。靴選びの参考になれば幸いです。

[ビルケンシュトック 公式サイト][ブルーフットベッドスポーツ|楽天][ブルーフットベッドスポーツ|Amazon]

[All photos by Shio Narumi]