プレミアリーグ第12節サウサンプトン対ワトフォード戦は1-1の引き分けという結果に終わった。
ただ、吉田麻也もフル出場した一戦では、いくつかのジャッジが物議を醸している。ワトフォード側にPKが与えられなかったシーンと、サウサンプトンの2点目が取り消されたシーンだ。
特に後者は現地でも話題になっている。セインツが1-0でリードした後半20分すぎ、チャーリー・オースティンがゴールを決めた。
だが、オフサイドの位置にいた吉田がプレーに関与したとして、得点は取り消し。吉田はシュートを避ける仕草はしたものの、ボールには全く触れていなかったのだが…。
セインツはこの後に同点に追いつかれるという痛恨の展開。試合後、得点を取り消されたオースティンは判定にブチ切れていた。
『BBC』によれば、2人は当該シーンについてこう述べていたという。
チャーリー・オースティン(サウサンプトンFW)
「バカげているよ。
僕らはパーフェクトなゴールを決めたのに、オフサイドで取り消された。
審判団のせいで僕らは勝点2の代償を支払うはめになったんだ。
彼らはオフサイドだったと言った、ジョークだね」
吉田麻也(サウサンプトンDF)
「明らかに自分のオフサイドではなかったし、自分は試合(プレー)に関与していなかった。
なので、レフェリーによって勝点2を落としてしまうのは残念だ。とはいえ、何と言えばいいのか。
レフェリーは自分たちが間違っていたことを分かっていた。彼がそう口にするのを聞いた。
審判について話すのは好きではないが、僕らにとっては痛かった」
セインツは9月以降リーグ戦では勝てていない。それだけに痛恨のジャッジとなってしまった。