富山の新米『ふふふ』は品種開発に15年!

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ニッポン放送「週刊 なるほど!ニッポン」(11月4日放送)では、「富山の新しいお米を食べたら思わず笑みが・・・ふふふ」というトピックスを紹介した。

 

新米の季節、あなたはどこの新米を食べましたか?
東京の日本橋にある富山のアンテナショップ、「日本橋とやま館」の館内に「富山はま作」というレストランで出していたのが、富山の新しいお米「富富富(ふふふ)」。なんと発売までに15年かかったそうです。何でそんなにかかったのか?富山県 農林水産部 農林水産企画課の大島晃さんにお話を伺います。

 

-「富富富」を発売するまでに15年かかったのですよね?

大島「『富富富』の開発にあたって平成11年から14年の5年間は、富山では猛暑に見舞われ、お米の品質が悪くなった、ということもありまして、15年から夏が暑くても品質が落ちない品種を開発しようとしたのが始まりです。実際に15年から19年の5年間については、とにかく暑さに強い原種探しをやっていました。」

-「富富富」の特徴は何でしょう?

大島「炊きあがりの香りが非常によくて、コシヒカリをしのぐ旨味と甘みがあります。旨味成分のグルタミン酸・アスパラギン酸が多いですし、アリニンとかグリシンなどのアミノ酸、甘み成分も多くて、データ的にも美味しいということが分かっております。それからもう一つ、時間が立っても固くなりにくいという特徴があります。」

-味を良くする以前に、栽培時に暑さに強いお米をまず選ぶ。

大島「1万種類の稲の中から、『ハバタキ』という暑さに強い遺伝子を持つ品種を見つけまして、平成19年に発表しているのですけど『世界初』なのですね。その『ハバタキ』と『コシヒカリ』を交配して、暑さに強い遺伝子を取り込んだものを、さらに『コシヒカリ』を何度も掛け合わせました。その間にも倒れにくい草丈の短い系統ですとか、いもち病に強い系統も同時に掛け合わせながら、できたのがこの品種です。」

-今年は台風が多かったじゃないですか?

大島「はい、2回ぐらい影響ありまして、一部コシヒカリが倒伏しましたが、この『富富富』に関しては倒れませんでした。」

-稲が倒れにくい特徴を持っているからですね。美味しくて強いお米!ネーミングのインパクトもあります。

大島「『富山の水』『富山の大地』『富山の人が育てた』富山ずくしのお米ということで名付けました。勤勉な富山県民が育てました。それと食べた後の幸せの気持ちを『富富富』として表しているのもあります。」

-笑みがこぼれる!大島さんの『富富富』の食べ方でおススメあります?

大島「富山県では一人当たりの昆布の消費量が日本一なのですけど、昆布を薄く削った『とろろ昆布』がありまして、それをご飯にまぶして食べるのは美味しいですし、富山と言えばホタルイカ!それの沖漬け、醤油漬けも合います、あとは冬になると氷見で寒ブリが獲れます。脂の乗った刺身と『富富富』の組み合わせも美味しいと思います。食べていただければと思います。」

 

 

週刊なるほど!ニッポン
FM93AM1242ニッポン放送 日曜24:50-25:00