札幌ミシャと浦和オリヴェイラが互いにリスペクト。来季ACL出場権かけた一戦で再会

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北海道コンサドーレ札幌と浦和レッドダイヤモンズは10日、J1リーグ第32節で対戦し、アウェイの浦和が2-1で勝利を飾った。

この一戦では前半開始早々の6分に浦和のFW武藤雄樹が札幌守備陣のミスを突く形で先制ゴールを挙げる。その後札幌は25分にDF進藤亮佑のヘディングシュートで同点に持ち込むも、35分にまたもや武藤がネットを揺らし、浦和が2-1と1点リードで前半を折り返す。

後半は札幌が押し込む時間帯が見られたものの、浦和も前半と変わらず縦に速い攻撃で何度も決定機を演出。両チームとも積極的にゴールに迫る場面が多く見られたものの、スコアが動くことはなく、2-1と浦和の勝利で試合を終えている。

試合後、札幌を率いるミハイロ・ペトロビッチ監督は「立ち上がりがあまりよくない中で失点してしまった。その後選手たちが流れを取り戻した中で同点に持ち込んだ。その後の2点目の失点に関しては人数がいる中でのものだった。ミスを重ねてしまい、浦和が優位に進めていた。後半は押し込んでいたものの、チャンスで決めきれないまま試合が終わってしまった」とこの一戦を総括。

ただ同監督は 「浦和のような個人能力の高いチームに対して押し込む時間帯を作れていたことは評価できるし、浦和の選手が後方からつなぐのではなく、クリアするシーンが見られたことも我々の成長の証だと思う」と語り、後半の戦い方を評価。

それでも「悔やまれる敗戦だった。危険な形でボールを奪われることが多かった。後半の戦い方を前半からやればまた違った形になったかもしれないし、まだまだ成長過程にある」とチームの課題を挙げている。

そしてチームが掲げている「来季AFCチャンピオンズリーグ出場権獲得」については「残り2試合でまだまだ我々が3位以内に入ることのできるチャンスは残されている。その3位以内に入るためにこの中断期間で良い準備をして次の戦いに臨みたい」と早くも次節・ジュビロ磐田戦に視線を向けていた。

最後にこれまで幾度となく対戦してきたオズワルド・オリヴェイラ監督との再会に関する質問に対して「私がサンフレッチェ広島を率いていた時からオリヴェイラさんとはよく対戦していたが、常にお互いの仕事に対してリスペクトしているし、同じような誇りを持って戦っている。彼はJリーグにとって非常に重要な監督だ」と述べる。

そして「(昨季まで札幌を率いていた)四方田さんやコーチングスタッフに対してもリスペクト精神を持って接している。彼らのサポートなしには監督の仕事ができない」と語り、サッカーの仕事を行う上で“リスペクト精神”が欠かせないことを強調した。