特撮番組に絶対欠かせない主題歌について語る!「スーパー戦隊魂」では驚きのミラクルも

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■オジンオズボーンオジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

特撮作品に絶対に欠かせないもの、第一位は間違いなくこれだと思っています。

「主題歌」

作品それぞれの作風のすべてが主題歌には詰め込まれており、その曲を聴くだけで作品の色々なシーンを頭に浮かべることができるパスポートみたいな役割も持ち、さらに年間通して毎週聴くわけですからmその時代の出来事がフラッシュバックすることもしばしば。

初めて買った思い出のCDがスーパー戦隊の主題歌という方も、非常に多いのではないかと思います。(ちなみに僕の時代はカセット。コロちゃんパック。色鮮やかなカセットが懐かしい。チェンジマンのは確か黄色だったはず。)

主題歌やエンディング曲、挿入歌など特撮作品の楽曲はまとめて「特ソン」と呼ばれておりまして、その特ソンイベントもいろいろと各地で行われています。

その中でも最も激アツで評判の高いライブのひとつが「スーパー戦隊魂」。

数年前からものすごい盛り上がるイベントというのは聞いていたんですが、なかなか行けるタイミングがなく…。いつか行けたらいいななんて思ってた矢先に、鈴村展弘監督のお花見会で2年前にお会いした『高速戦隊ターボレンジャー』のターボレッド・炎力役で、さらに主題歌も担当された佐藤健太さんにお誘いしていただきまして、ついに行ってきました!

「スーパー戦隊“魂”XII 2018」

2日目に行かせていただいたんですが、この日のセットリストが僕の世代にまったくずれることのないドンピシャの世代の曲ばかりで、「こんな贅沢許されてもいいんですか」と思うほどの神ライブ。

まずはささきいさおさんと堀江美都子さんの「進め!ゴレンジャー」を聴いて徐々に体を熱くし、松原剛志さんの「キュータマダンシング!」で会場にすっかり体が馴染んだところで、鈴木けんじさんが登場し『地球戦隊ファイブマン』の主題歌が。

弟が買ってもらったファイブロボを我が物顔で使ってた小学2年時代がフラッシュバック。

そこから「電磁戦隊メガレンジャー」を風雅なおとさん、「救急戦隊ゴーゴーファイブ」を石原慎一さんが歌い上げ、僕のテンションはすでにおかしな状態。

そしてこの後、自分の中でまずひとつ目のピークが。

影山ヒロノブさんが登場し『電撃戦隊チェンジマン』と『光戦隊マスクマン』の主題歌を連続で披露。

KAGEの「チェンジマン」を生で聞けたらもう死んでもいい、と昔から思ってた夢がついにここで叶いました。

2歳のときにあのコロちゃんパックで聞いてた声が、今直接自分の耳に入ってくる感動は言葉では表現できません。

プール教室に通っていた4歳の時、泳ぎ終わってダッシュで着替えて帰って「マスクマン」を見た土曜18時。

何十年も忘れてた思い出が一気に蘇る、不思議な感覚をくれたこのライブをどっぷり堪能。

そこから速水けんたろうお兄さんの『超力戦隊オーレンジャー』(「虹色クリスタルスカイ」聴けたのはヤバすぎた)、NEW JACK拓郎さんの『五星戦隊ダイレンジャー』(Zeppに龍星王が飛んでるのが見えた気がするほどの迫力)、そして山形ユキオさんの「ガオレンジャー吼えろ!!」を経て二つ目のピークが到来。

我らが佐藤健太さんの「恐竜戦隊ジュウレンジャー」。年齢を感じさせない、当時と変わらぬ甘い歌声。

サッカー部に入ってた小学4年時代、怖くて嫌いだった小6の先輩が「ジュウレンジャー」を口ずさんでいてちょっと好きになったのがフラッシュバック。

そこからの嶋大輔さんの「超獣戦隊ライブマン」。

友達に誕生日プレゼントでもらった、「らいぶまん」と書かれたサイン色紙を叩き割った5歳。

時間を少し戻しまして。

会場入って席に着くと、隣にエナメル素材の細っそいパンツをはき、金髪を綺麗な短髪に揃えた女性が。

「なんでこんなカッコいいお姉さまが見に来てるんだろう、誰かの奥さんかな、あれ? どっかで見たことある! 夏木マリちゃうん?」と、一緒に行ったなすなかにしの中西に話すも、「夏木マリさんちゃいますよ」と言われ、謎は深まるばかり。絶対に見たことがあるというのは確信しつつも、誰かはわからない状態でした。

しかし、嶋大輔さんが出てくるなり立ち上がるお姉さま。

その時に脳に電流が。

「ブルードルフィンのめぐみや!!」

なんと、このイベント始まった時から森恵さんの横という、ハイパーVIP席で見ていたことにそこで初めて気づいたんです。

これはなんて幸せなんだ、と嶋大輔さんの歌を楽しもうとするも、見えるのは立ち上がった森恵さんの背中だけ。

でも、これはこれで贅沢でした。

そして再び、佐藤健大さん登場。

お誘いいただいてからずっと楽しみにしていた「高速戦隊ターボレンジャー」のイントロが流れて、涙腺崩壊寸前。

佐藤さんはかっこいい黒い衣装を着ていたんですが、間奏中の暗転から会場が明るくなると、それが炎力の赤ジャケットに変わっていて会場は大盛りあがり。

かっけー!

シーロンもラキアも確実にあの会場にいました。

ターボレンジャーという妖精の光を受けた6歳の僕が言うのだから、間違いないです。

そこからのもう一回影山ヒロノブさんの「鳥人戦隊ジェットマン」。

僕の幼少期と小学校時代の特ソンを網羅しまくりの神セットリスト。

あの場に来ていた30代後半のお客さんは、絶対に僕と同じことを思ってるはず。

数十年後に絶対この日のことがフラッシュバックする時がくるだろなと思うほど特別な1日となりました。

スーパー戦隊ファンだけど、まだこのライブに行ったことないという人は是非次回にでも足を運んでみてください。

(文:篠宮暁)

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