野菜、ほとんど平年並みもニンジンは高値

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 農水省は11月前半、後半での野菜の価格見通しなどを8日発表した。ニンジンは月を通して「高値水準」で推移、トマトは前半「高値水準」だが、後半「平年並み」としている。その他の野菜は平年並みで推移の見込みだ。

 東京都中央卸売市場に出荷される野菜の生育状況、価格見通しについて主産地等から聞き取りを行った、としている。

 それによるとニンジンは北海道で6月下旬から7月上旬にかけ長雨に加えて、7月中下旬の高温、干ばつに伴う生育の低下で小ぶりとなったため、10月の出荷数量が平年を下回り、価格は平年を上回って推移。千葉県でも9月の長雨、日照不足及び台風第24号に伴う塩害により、生育が低下し、小ぶりとなったこと等から、11月も出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回る見込みになったという。

 トマトについては「熊本県や千葉県で10月中旬以降気温が低めに推移したことから肥大及び着色が遅延し、10月後半の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回って推移。熊本県では天候の回復に伴い生育が回復傾向であるものの、11月前半も出荷数量が少ない状況が続く見込みだ」としている。(編集担当:森高龍二)