ゴリ監督と奥田瑛二さん、映画「洗骨」をロケ地・粟国島で上映

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 沖縄県の粟国島で撮影された映画「洗骨」で、劇場公開用として初の上映会が8日夜、村東の村離島振興総合センターで開かれた。監督・脚本の照屋年之(ガレッジセールのゴリ)さんと主演の奥田瑛二さんも訪れた。

 開場前から多くの住民が詰め掛け、島の人口約700人の2割に当たる140人分の席は早々に埋まった。立ち見も大勢いて、高い注目を集めた。上演前のあいさつで照屋さんは「粟国に、こんなにたくさんの人がいたんですね」と驚き、奥田さんが「映画でおじぃを演じたけれど、きょうは本物がいっぱい」と応じるなど、軽妙な掛け合いに会場から笑いが起こった。

 映画は、沖縄の古い風習である洗骨を題材に、家族が絆を取り戻す物語。上映会に訪れた住民は、なじみ深い島の風景の中で進むコミカルな展開や涙を誘う場面に見入った。照屋さんと奥田さんは「粟国の皆さんが祖先を敬っている気持ちが映画から伝えられたら、喜んでもらえると思った」と話した。(伊良皆光代通信員)

 

映画「洗骨」ロケ地の粟国村上映会を訪れた監督・脚本の照屋年之さん(中央右)と主演の奥田瑛二さん(同左)=8日、同村東

映画「洗骨」ロケ地の粟国村上映会を訪れた監督・脚本の照屋年之さん(中央右)と主演の奥田瑛二さん(同左)=8日、同村東