大学入学共通テスト試行調査 福島大などで実施、高校生参加

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 大学入試センターは10日、2020年度からセンター試験の後継となる大学入学共通テストに向けた試行調査を福島大などで実施し、国語と英語、地理歴史・公民の問題と正解を公表した。知識だけでなく活用力を重視する傾向が鮮明になる一方、表現力を見る国語の記述式は昨年の初回試行調査の低正答率を踏まえ、答えやすくする調整も行った。11日まで実施し、全国の高校2年と3年の計約8万4千人が参加する。

 2回目の今回は全国の大学などを会場としており、生徒が参加する最後のリハーサルとなる。センターの担当者は出題について「大学で学ぶのにどんな基礎力を問うかの狙いを明確にした」と話した。

 センターによると、国語と数学のみを実施するA日程(10日)の対象は6万6895人、英語や理科、地理歴史・公民も実施するB日程(10、11日)の対象は1万7549人。本県では国語と数学のみ実施するA日程(10日)に984人、理科や外国語も実施するB日程(10、11日)に258人が参加。福島大ではB日程の高校2、3年の計258人が真剣な表情で試験に臨んでいた。

 国語と同じく記述式を導入する数学と、理科の問題や正解は11日に公表する。

 昨年の調査で示さなかった配点を今回は示し「全体正答率5割」となるよう内容を調整した。