亀山 子どもら亥の子作り コメの収穫に感謝、住民ら伝統行事継承 三重

©株式会社伊勢新聞社

 【亀山】三重県の亀山市辺法寺町自治会(尾崎博孝会長)は10日、同町営農組合集会所で「亥(い)の子」作りをした。また、児童らが春に田植えし収穫したもち米で、餅つきをし、きな粉や小豆、珍しいカレーもちを振る舞った。

 亥の子とは、古くは江戸時代から伝わる伝統行事。その年のコメの収穫を感謝する五穀豊穣(ほうじょう)の儀式。同町亥の子保存会、子ども会役員や児童ら計50人が参加し、新わらの葉を抜き取り、芯に縄を巻き付け、長さ約80センチの棒状にした「亥の子」を作った。

 今年は22日の夜、地元の子どもらが町内171軒を一軒一軒回り、庭先で亥の子を地面にたたきつけながら、「亥の子亥の子」と歌う。尾崎会長は「地域住民らの協力で伝統行事を継承し、つなげなければ」と話していた。

【作った「亥の子」を持つ児童ら=亀山市辺法寺町の営農組合集会所で】