「プラごみ抑制」宣言 世界水族館会議が閉幕、環境保全へ協力

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 福島県いわき市に世界の水族館関係者らが集い、海洋汚染問題や飼育環境などについて考える「第10回世界水族館会議2018福島」は最終日の10日、同市の小名浜魚市場で行われた閉会式でプラスチックごみの海洋汚染や世界規模の気候変動を抑制するためのあらゆる行動に参加することを盛り込んだ宣言を採択、閉幕した。

 宣言には、「人類には地球の水環境の生態系を保護する責務がある」と明記。環境保全に向けて世界中の水族館などが協力していくとした上で、「力を合わせれば変えることができる」とまとめた。

 主催館を務めたアクアマリンふくしまの安部義孝館長は閉幕後、「(本県は)ウミガメの産卵地。産卵の場所が確保されるかも含め、ごみがどれくらいあるのか観察しなくてはならない」と述べた。

 会議には米国や中国、フランスなど35カ国から水族館職員や海洋研究者ら約500人が参加した。次回は2021年11月、フランスのナウシカ水族館をホスト館に開かれる。