コラソン7連敗 湧永製薬に22―24

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 日本ハンドボールリーグ(JHL)の琉球コラソンは10日、ANA ARENA 浦添(浦添市民体育館)で湧永製薬と対戦し、22―24で惜敗した。コラソンは開幕戦の勝利以降、7連敗となった。

 前半は相手の高さある守備陣を突破できず、得点が伸びなかった。後半に入り、守備システムを変更すると速攻やサイド攻撃が活性化し、7連続得点などで1点差まで迫ったものの、最後は逃げ切られた。湧永製薬の東江太輝(那覇西高―日体大出)は無得点だった。

 コラソン―湧永製薬戦前に行われたトヨタ車体―大崎電気戦は大崎電気が25―23で勝利した。大崎電気の東長濱秀希(興南高―日体大出)はチーム最多の6得点をマークした。トヨタ車体の玉城慶也(興南高―早稲田大出)は出場しなかった。

 コラソンの次戦は11日午後3時半からANA ARENA 浦添(浦添市民体育館)でトヨタ車体と対戦する。午後1時からは大崎電気―湧永製薬戦が行われる。

湧永製薬 5勝3敗

 24―22(15―8,9―14)

琉球コラソン 1勝7敗

◇猛追も一歩及ばず

 前節1点差で敗れた湧永製薬へのリベンジを懸けたホーム戦、琉球コラソンは後半に猛追した。1点差まで詰め寄り、一進一退の攻防に。しかし、前半の7点ビハインドが大きく、22―24で届かなかった。試合後、1283人の観客を前に石川出主将は「シュートの精度と気持ちが(勝敗を)分けた2点差でした」と悔しがった。

 前半はコラソンが横一線守備で湧永の攻撃を止めにかかった。運動量が上がらず相手エースに距離のあるシュートを簡単に打たせてしまう。攻撃でも「シュートを狙いすぎてしまった」(石川)と高身長をそろえる相手守備陣に単発的な攻撃で相手GKの止めやすい位置にシュートを打たされ、思うように得点が伸びなかった。

 8―15で折り返した後半から、途中出場のGK石田孝一が何度も好セーブを見せた。守備を3―3守備へと変更し高い位置でマンツーマンで守ると、ボールを奪えるようになり、速攻につながり攻撃のリズムも出てきた。

 佐藤草太―堤裕太のルーキーコンビのスカイプレーをきっかけに7連続得点などで攻撃の流れが一気に傾いた。浅井悠のシュートで1点差まで詰め寄る。その直後に守備からの速攻で浅井が駆け上がるも、GK正面で止められてしまった。

 後半は攻守でさまざまな戦略がいい形で目に見えた。ホーム2連戦目となるトヨタ車体戦に向け、堤は「感謝の気持ちは結果で返すしかない」、浅井は「立ち上がりを意識して後半のような戦いをしたい」とチームの思いを代弁するように意気込んだ。(屋嘉部長将)