盲導犬と触れ合って 仙台訓練センターの訓練士と2頭、八戸盲学校訪問

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盲導犬のサポートを体験する児童、生徒ら

 盲導犬の"お仕事"知って―。日本盲導犬協会仙台訓練センターの盲導犬と訓練士が9日、青森県立八戸盲学校(中谷えり子校長)を訪問した。同校や県立八戸聾(ろう)学校の児童、生徒が盲導犬と一緒に歩いたり触れ合ったりしながら、視覚障害者の生活を支える盲導犬の役割に理解を深めた。

 この日は、同センターユーザーサポート部の村井孝典さんと山口史明さんが、盲導犬の「フィーノ」と「ピノ」の2頭を連れて来校した。村井さんは、盲導犬は全国に950頭、青森県内では6頭が活躍していると解説。盲導犬の一生には、ユーザーはもちろん、成長期や引退後の世話をするボランティアや訓練士などたくさんの人が関わり、支えていることを説明した。

 さらに、盲導犬の能力を紹介し、「盲導犬が視覚障害者をサポートしている最中は、急に触れないで、必ず飼い主に声を掛けて」と注意を呼び掛けた。

 児童、生徒が参加したデモンストレーションでは、盲導犬が障害物を避けたり、段差や曲がり角を教えてくれたりと歩行をサポート。無事に目的地に到着すると、児童、生徒は「good(グッド)」と言いながら、優しくなでて感謝の気持ちを伝えた。

 盲学校小学部5年の日渡優花さん(11)は「一緒に歩けて楽しかった。青森県でも、もっと増えてほしい。いつか私の家にも来てもらって、案内してもらいたいな」と話していた。