伐採や監視カメラ、社員訓練_JR東日本八王子支社が雪対策を実施

降雪シーズンを前に、倒木・倒竹対策や駅社員・乗務員・メンテナンス社員を中心に訓練を実施し、降雪時の安定輸送の確保に努める―――。

JR東日本八王子支社は、ことしも雪対策を実施する。

おもな対策は、倒木・倒竹の対策強化、沿線監視カメラの増設、ポイント不転換防止に向けた電気融雪器・ガス融雪器の増設、除雪用機器の配備、社員訓練の実施、の5点。

同社は今年度も、計画的に沿線樹木に伐採。中央線では約320本、八高線では1200本を伐採する。

中央線 高尾~小淵沢 沿線に倒竹対策のストッパーワイヤーを1か所増備。

また高尾~小淵沢の無人駅と交通量の多い踏切を中心に設置済みの沿線監視カメラを、中央線・青梅線・五日市線・八高線の主な駅などへ15台増設。降積雪状況を把握する。

さらに、運転士によるパンタグラフの除雪訓練や、除雪機械 MCR(モーターカー・ロータリー)の走行訓練、企画部門社員を対象とした雪害対応訓練など、社員訓練も実施する。

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