機内のおなら対策!当事者として被害者として。そして必須アイテムは!?

おならが原因で飛行機は予定外の空港に着陸した!

2018年2月、こんなニュースが飛び込んできました。飛行機が運航中に、途中で予定外の空港に着陸することになった、その原因はおならだったんです。一人の男性がおならを連続して発していたため、他の乗客がやめてほしいと言い、さらにパイロットまでが直接注意したにもかかわらず止めず、二人の男性の乗客が止めに入ってトラブルになり、ウィーンの空港に着陸。

警察によりその二人の男性と、同じ列に座っていた女性客二人が連行されたそうです。しかし、ニュースによれば、おならをしていた男性がどうなったかは不明とのことでした。

飛行機の中では普段よりガスが・・・。そうなんです。

もしかしたら、身に覚えのある方もいるかと思います。飛行機に乗ると、なんだかおなかが張るというか、ガスがたまっているような。

実は科学的に立証されているようで、上空では機内の気圧が下がるため、おなかの中のガスは膨張してしまうとのこと。そこでおならを発したくなってしまうのは生理現象なんです。

我慢したらどうなってしまうのか?

我慢したら小腸内にたまってしまいます。それが腹痛や便秘の原因にもなるそうです。また、再吸収されたおならは血液中に溶け込んで、皮膚や吐き出す息から排出されることも。

いずれにせよ「我慢は禁物」のようです。それに、我慢にも限界がありますよね。座っているシートで、ちょっと体制を直したとたんに思わず・・・、といったことは避けたいものです。

じゃぁ、どうしたらいいの?!

はい。トイレに行きましょう。そこで心置きなく、放出してしまえばもう大丈夫です。

万が一、ガス漏れ事故に至ってしまったら、そして周りの人にばれそうだったら、さっさと「あ、すみません」と軽いながらも真剣に、お隣の人に謝ってしまいましょう。長いフライト、お隣との人間関係は大事です。

もし幸いにも音もなく、そっと漏れたとしても、臭いがあれば謝ったほうが良いかなと思いますがどうでしょうか。また、音も匂いもないのであれば、筆者の場合は黙っているかもしれません。

他の人のおならはどうする!?

これはもう、優しく無視するしかないですね。間違っても、そしてかなりの確信があったとしても、何も言わないほうが機内の平和を維持できると思います。

これさえあれば大丈夫!!携行すべきアイテムはこれ!?

「活性炭入り」のマスクです。外からの匂いを防いでくれる効果もあるようですよ。ひどい匂いには2枚重ねもいいいかも。でも、活性炭と言っても強烈なにおいに打ち勝てるかどうかは何とも言えませんよね。でも、いくらかでも効果があるなら試したいものです。また、いくつかスペアを用意しておけば、万が一自分が原因になったときに、お隣の方にそっと渡すのもいいかも。

また、おならを押さえる薬も市販されていますから、それを検討するのもよさそうです。

[タケダ健康サイト|おなら]

[小林製薬|ガスピタン]

[Why flying makes you flatulent, how to reduce it – and whether just letting go is OK]

[Plane makes emergency landing in Vienna after man refuses to stop farting, sparking fight]

[All Photos by shutterstock.com]

© 株式会社オンエア