【ラ・リーガ】メッシが復帰戦で2得点を挙げるも…カンプ・ノウで約2年ぶりの敗戦

メッシが復帰戦で得点を決めるも乱打戦の末敗れたバルセロナ

現地時間11日にラ・リーガ第12節が行われ、首位バルセロナが乾貴士が所属するレアル・ベティスと対戦した。

リーグ上位のクラブがこぞって勝利を収めて勝ち点を「1」に迫られていたバルセロナ。ライバルたちに一つでも多く勝ち点差をつけたいところで、ラ・リーガ第9節セビージャ戦で右ひじを骨折したリオネル・メッシがついに戦線復帰、さらにミッドウィークで移籍後初ゴールを挙げたマウコムがスタメンに名を連ね今試合に臨んだ。昨シーズンの対戦では2戦合計で7得点とベティスと相性のいいバルサだったが、20分にジュニオル・フィルポ、34分にはホアキン・サンチェスに立て続けに失点を喫し2点ビハインドというまさかの展開でゲームを折り返す。

カンプ・ノウでのリーグ戦では約2年ぶりの敗戦に

メッシの復帰で緊張の糸がほどけたのか後半に入ってもバルサの選手たちに数試合の集中力が感じられず、尚も攻め込まれる時間帯が続く。それでも、ジョルディ・アルバがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得すると、キッカーのメッシがゴール右上に突き刺し、スコアを1点差まで詰め寄る。エースが気を吐いで流れを行き寄せたかに見えたが、71分にジオバニ・ロ・チェルソが放ったシュートを、GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンがまさかのキャッチミス。再び点差を広げられてしまう。その後はバルサが追い上げを見せるものの、最終的に4失点を許す大乱調で試合終了。リーグ戦では2016年9月以来となるカンプ・ノウでの敗戦となった。

© 株式会社SPOTV JAPAN