【リベルタドーレス】決勝初の”スーペルクラシコ”は激闘の末ドロー!勝負の行方は第2戦に

2-2の末ドロー決着に

南米クラブの頂点を決めるコパ・リベルタドーレス決勝第1戦が行われ、ボカ・ジュニアーズとリーベル・プレートによる決勝初の”スーペルクラシコ”が実現した。

大雨の影響で1日延期となっていた同カード。辛抱していた両サポーターのボルテージも最高潮に達し、この上ない雰囲気で一戦を迎えた。序盤はアウェイのリーベルのペースとなり、貴重なアウェイゴールを奪おうと果敢にシュートを放ち、得点の匂いを漂わせる。しかし、先制点を挙げたのはホームのボカの方だった。34分にDFを一人交わしたラモン・ダリオ・アビラが右足でシュート、一度はGKに阻まれるものの、再びアビラが左足で押し込んでゴールをゲット。地鳴りの如く響き渡る大歓声が本拠地ラ・ボンボネーラを包んだ。

貴重なゴールの喜びもつかの間、再開のキックオフの流れから抜け出したリーベルのルチョ・ゴンサレスが電光石火の得点を挙げ、あっという間に同点に。狐につままれたように立ち尽くすボカの選手を他所に、痛恨のアウェイゴールを許してしまった。

スコアがタイとなり一進一退の続く中、追加点を挙げたのはホームのボカ。前半アディショナルタイム、クリスティアン・パボンの負傷により途中から入ったダリオ・ベルデットがロングボールにうまく合わせてゴールを奪取。1点をリードして試合を折り返す。

後半は守備意識を高めてリードを守り切ろうとしたボカだったが、リーベルの勢いに再び呑まれてしまう。61分に右サイドからのFKでクロスが上がると、カルロス・イズキエルズのクリアミスがゴールに吸い込まれ、またも同点に追い付かれる。結局スコアは2-2の引き分けに終わり、勝負の行方は第2戦に委ねられた。

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