クオリファイング・オファーの返答期限は明日13日の午前7時

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今オフは7人の選手に対してクオリファイング・オファーが提示された。年俸1790万ドルの1年契約となるこのオファーを受け入れるか拒否するかの返答期限は、日本時間11月13日の午前7時。この制度が導入されてからの6年間でクオリファイング・オファーを受け入れた選手は5人しかおらず、今オフも大半の選手がオファーを拒否することが予想されている。7人の決断を待って、フリーエージェント市場が本格的に動き始める。

クオリファイング・オファーを提示され、それを拒否した選手は、来年のドラフトにおける指名順位に影響を与えることになる。収益分配金を受け取っているチーム(すなわち球団の予算規模や市場規模が小さいチーム)は、該当選手が他球団と総額5000万ドル以上の契約を結んだ場合、1巡目と戦力均衡ラウンドAの間に補償指名権を得ることができる。なお、総額5000万ドル未満の契約の場合は戦力均衡ラウンドBのあとに補償指名権を得ることになるが、今オフ、これに該当する球団はパトリック・コービンとA.J.ポロックにクオリファイング・オファーを提示したダイヤモンドバックスだけである。

収益分配金を受け取らず、ぜいたく税の課税対象となっていないチームは、契約の規模にかかわらず、該当選手が他球団に流出した場合、戦力均衡ラウンドBのあとに補償指名権を得る。ダラス・カイケルにクオリファイング・オファーを提示したアストロズと、ヤスマニ・グランダルと柳賢振(リュ・ヒョンジン)に対してクオリファイング・オファーを提示したドジャースがこれに該当する。

そして、年俸総額が規定の上限を超え、ぜいたく税の課税対象となっているチームは、契約の規模にかかわらず、該当選手が他球団に流出した場合、4巡目が終わったあとに補償指名権を得る。今季はナショナルズとレッドソックスが課税対象となっており、ナショナルズからはブライス・ハーパー、レッドソックスからはクレイグ・キンブレルがクオリファイング・オファーを提示されている。

これら7人の選手がどのような決断を下すのか。元所属チームへの返答期限まで残り17時間となっている。