アジカン・後藤、メンバーが「自由に発想する」ための楽曲制作法とは?

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J-WAVEで放送中の番組『INNOVATION WORLD』(ナビゲーター:川田十夢)。11月9日(金)のオンエアでは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONから後藤正文さん(Vo./Gt.)、伊地知潔さん(Dr.)が登場! 12月5日(水)にリリースされるニューアルバム『ホームタウン』について伺いました。

■アジカン『ホームタウン』は「ずっと聴ける」作品

川田は一足早く『ホームタウン』を聴いた感想を「グッときましたね」とコメント。その理由は、川田とアジカンが同年代であることが大きく関係していると言います。

川田:同年代のグッとギアが入るときと通常運行のときのリズムがあって、ずっと通しで聴ける。僕らは、早い曲をずっと聴けないじゃないですか? 力んだ歌詞とかは、ちょっとしんどくなってきてる。でもこのアルバムは、歩きながらとか走りながら、ずっと聴ける。あと、僕らより下や上の世代にも広がってるような歌の世界を感じました。すごく具体的な歌なのに、広くつながるという印象のアルバムでした。

前作から3年半ぶりのリリース。「ここ1年でガッと集中して作った」と、後藤さんは話します。

後藤:ここ1年くらいで、いろんなブレイクスルーが立て続けに起こったんです。
伊地知:サウンド的にもね。
後藤:めちゃくちゃやる気が出て、レコーディング作業があんまり苦じゃなかったですね。

■楽曲制作にはスマホを活用!

ここで、アルバムについて川田から質問。

川田:曲を1曲ずつ作っていくと思うんですけど、どのくらいでアルバムの全体像みたいなものが見えてくるんですか?
後藤:これはけっこう二転三転してたんですけど、ここ1年くらいでスパーンとピントが合った感じがします。『ホームタウン』っていうパワーポップなアルバムと、もう1枚バラエティに富んだところが出ちゃうので、そこは1枚にまとめよう、みたいな。だから1.5枚みたいな感じになったんですよ。
川田:『ホームタウン』初回生産限定盤に新曲収録『Can't Sleep EP』が付属されるんですよね。背伸びしてないっていうか、たまにしんどい日とかあるじゃないですか。しんどい日も聴けるというか、ギアが入る感じがするんですよね。
後藤:「背伸びしてない」というのはまさにそうで、『ホームタウン』というタイトルが表すように、僕らもこのアルバムが自分の街みたいなイメージでね。「この歳、この体で演奏して気持ちいい音楽」みたいな、熱いところもあればクールなところもある。

今回は、スマートフォンのボイスメモ機能で弾き語りを録音してから作った曲が多いと後藤さん。

後藤:作るのが、もうめんどくさくてね(笑)。めんどくさいって言ったらアレだけど、ギチギチに仕上げて送っても、バンドでやるとバンドの音に変えるんです。みんなが自分の音にね。だったら、ほとんど白紙のままというか、セリフを書き込んでないまま送ったほうが、みんなが自由に発想できるんです。
川田:なるほどね。

後藤さんは、録音してすぐにLINEでスタンプとともに、メンバーと共有していると明かし、川田は「時代は変わりましたね」と驚いていました。

この日の放送では他にも、川田が所属するAR三兄弟とバンドの役割分担の共通点について話しました。radikoで聴いてみてください。

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【番組情報】
番組名:『INNOVATION WORLD』
放送日時:毎週金曜日22時−22時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/

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