伝説のマシン計12台が登場。Team TAISANオークションが鈴鹿サウンド・オブ・エンジン内で開催

 11月17~18日に三重県、鈴鹿サーキットで開催されるヒストリックカーイベント『RICHARD MILL SUZUKA Sound of ENGINE 2018』では17日、千葉泰常氏が率いるTeam TAISAN所蔵のレーシングカーなどが出品される『Team TAISAN AUCTION』が行われる。

 1983年10月からレース参戦をスタートさせ、以来、日本が世界に誇る名門プライベーターとしてあまたの栄光を勝ち取り、後世に残すべき数々の感動的なドラマを演出してきたTeam TAISAN。

 何より、オーナー監督である千葉氏のモータースポーツにかける真っ直ぐな情熱を伴った存在そのものがレース関係者、ドライバーはもとより、多くのレースファンの間ではひとつの“伝説”として語り継がれている。

STP TAISAN GT-R '91

 
 鈴鹿サウンド・オブ・エンジンの開催初日にあたる17日(土)に実施されるTeam TAISAN AUCTIONは、その千葉氏の「35年間続けてきた自分のレース活動も、そろそろ総仕上げの時期にある」という想いから開催されるもの。

 グループAカーのSTP TAISAN GT-RやJGTC全日本GT選手権に参戦するためモディファイされたフェラーリF40、2000年のル・マンでLMGTクラス優勝を飾ったポルシェ911 GT3Rといった12台もの伝説のレーシングカーたちに加え、貴重なエンジンやパーツ、さらにはチームのオフィシャルグッズなど、東京・山王のタイサン・ハウスと千葉県のチームガレージに眠っていた“価値ある栄光”が、このオークションには供される予定だ。

 高額での落札が予想されるレースカーだけでなく、より多くのファンが入札に参加できるように、手頃なプライスレンジのパーツやグッズ類が出品されるのも、このオークションの魅力のひとつだろう。

「ある意味、これは私の人生のオークションなんです」と千葉氏。

「レースはね、私の人生そのものだから。だから一切の悔いなく、多くのみなさんに喜んでいただけるオークションにしたいと思います」

 氏の人生を賭けた歴史——果たしてそこに、どれだけの素晴らしく、そして新たな価値を付けることができるのか?

 氏の人生をかけた歴史。それを彩ってきたレースカー、財産の数々がどれだけの素晴らしく、そして新たな価値を付けられることになるのか。注目のオークションは17日(土)13時からパーツ&トイの取引が行われ、17時から車両の入札が開始される予定だ。
 
 なお、Team TAISAN AUCITONでは現在、オークション入札参加者を募集中。受付方法はBHオークション公式サイトを確認してほしい。また、入札の前には一般の方も出品車などを間近で見ることが可能となっている。こちらは鈴鹿サウンド・オブ・エンジンの入場パスを持っていればどなたでも参加可能だ。

■Team TAISAN AUCTION with SUZUKA Sound of ENGINE 2018

開催日:11月17日(土)
開催場所:鈴鹿サーキット ピットビル2階 ホスピタリティラウンジ No.4(プレビュー)、No.5(オークション会場)
開催時間:
8:00~15:00 オークション出品物プレビュー(一般参加可能)
13:00~15:00 オークション第一部(パーツ&トイ)
17:00~19:00 オークション第二部(車両)
BHオークション Team TAISAN AUCTIONサイト:http://bhauction.jp/auction/2018taisan/info/
出品物一覧:http://bhauction.jp/auction/2018taisan/search/

TAISAN STAR CARD F40 '88
フェラーリF40 エンジン
ポルシェ トイセット
1996年インディ500参戦車両
TAISAN PORSCHE 956 BBSセンターロックホイールセット
ベントレーEXP スピード8 '01 レプリカ
ポルシェ962C フロントカウル

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