景気優先、来年度予算過去最大へ

100兆円超え圧力強まる

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経済財政諮問会議であいさつする安倍首相=12日、首相官邸

 安倍晋三首相は12日の経済財政諮問会議で、2019年10月の消費税増税や米中対立の激化する通商問題に対処し、内需拡大に取り組むよう指示した。「国土強靱化」のための緊急対策も推進すると確認した。政府は19年度予算案に一連の景気対策費を計上する方向で折衝。当初予算の総額が過去最大を更新するのは確実で、初めて100兆円を超える圧力が強まった。諮問会議の民間議員は施策の重点化を求めた半面、首相は「経済最優先」と強調しており、絞り込みは難題となる。

 景気対策は、購入額以上の買い物ができる「プレミアム付き商品券」の発行など消費喚起策を柱に据える予定。