サクラエビ初競り見合わせ、静岡

不漁受け、調査操業実施

©一般社団法人共同通信社

春漁が解禁となり、初競りにかけられるサクラエビ=4月、静岡市の由比漁港

 今春のサクラエビ漁の記録的不漁を受け、静岡県桜えび漁業組合は12日、同日解禁となった秋漁の本格的な操業を見合わせ、13日朝に予定されていた初競りも行わないと発表した。12日には調査操業を実施、取れたサクラエビの大きさなどを分析し、本格的な漁を行うかどうか決める。

 同組合によると、サクラエビは国内では駿河湾だけで水揚げされ、漁は春と秋の2回行われる。

 今年の春漁の漁獲量は312トンで、600~900トンで推移していた例年を大きく下回った。組合は7月、1日当たりの操業隻数を減らすほか、稚エビの多い群れは捕獲しないなど、秋漁での自主規制を決めていた。