【MLB】米メディアが特集 大谷翔平とソト、アクーニャJr.は「史上最高の3人衆」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

二刀流として活躍した大谷に「心躍らないことなどできるだろうか」

 メジャー1年目から投打二刀流で米国を驚かせたエンゼルスの大谷翔平投手。12日(日本時間13日)には、有力候補となっている新人王の受賞者が発表されるが、MLB公式サイトではア・リーグ新人王候補の大谷と、野球日本代表「侍ジャパン」とMLB選抜が対戦する「2018日米野球」にも参戦しているナ・リーグ新人王候補のフアン・ソト外野手、ロナルド・アクーニャJr.外野手の3人を「メジャー史上最高に楽しませてくれるトリオ」として紹介している。

「今年のスーパースタールーキーはメジャー史上最高に楽しませてくれるトリオか?」と特集したのはMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」。メジャー史に残る3人衆としてピックアップされたのが、ナショナルズのソト、ブレーブスのアクーニャJr.、そして、大谷だった。

 この3人は今季、ルーキーイヤーで計70本の本塁打を放っており、「史上最も楽しいトリオである」とされている。大谷は記事の中で「ベーブ・ルース以来の二刀流で、野球界に感動を与えた」を賛辞を送られ、20歳のソトに関しては開催中の日米野球で東京ドームの天井に直撃する打球を放ったことにも言及されている。

「ブライス・ハーパーのように髪を振り乱しながら初本塁打を祝福する。メジャーでここまで自信たっぷりなティーネイジャーの選手がどれほどにいたことか?」と、ソトをナショナルズの主砲ハーパーを彷彿させる大器であると高く評価する一方、大谷については「オオタニに心躍らないことなどできるだろうか。ほぼ1世紀にわたり実現しなかったことを成し遂げている男に」と絶賛している。

 大谷、ソト、アクーニャJr.の3人の比較対象として挙げられたのも、大物ばかりだ。1990年代ブレーブスでメジャーを席巻したグレッグ・マダックス、ジョン・スモルツ、トム・グラビンという“エーストリオ”や、今季ワールドシリーズを制覇したレッドソックスのアンドリュー・ベニンテンディ、ジャッキー・ブラッドリーJr.、ムーキー・ベッツの“外野手トリオ”、そして、ウィリー・メイズ(ジャイアンツなどで活躍)、ミッキー・マントル(ヤンキース)、デューク・スナイダー(ドジャースなどで活躍)という伝説の“中堅手トリオ”など。メジャー史に残るスーパースタートリオの一角に選出されたルーキー軍団。メジャーの未来を明るく照らすスーパースターとして、大きな期待を集めているようだ。(Full-Count編集部)

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