二の丸御門跡、23日から通行可能に 2年半ぶり規制解除

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23日から規制が解除され、行き来ができるようになる二の丸御門跡=熊本市中央区

 熊本市は23日午前8時半から、熊本城二の丸広場北側にある二の丸御門跡の立ち入り規制を約2年半ぶりに解除する。熊本地震で崩落した石材の回収や石垣の保全工事が終わったためで、二の丸広場と市立熊本博物館などがある三の丸地区が直接行き来できるようになる。

 この一帯は地震で石垣の一部が崩落。市は2016年4月15日に立ち入りを規制し、二の丸広場と三の丸地区の往来は、監物台樹木園方面などにう回する必要があった。

 二の丸御門跡には、崩れた石垣の中に詰められていたぐり石を集めて鉄のかごに入れた“壁”を作り、歩行通路を設けている。かごは石垣から1・5~8メートルほど離れて設置され、市は「石垣が崩れても、通行している人に被害がないように考慮した」と話している。

 市の熊本城総合事務所によると、二の丸御門跡の石垣復旧は2023年度以降。復旧工事中は再び立ち入りを規制する。(飛松佐和子)