愛知製鋼、森づくりイベントを開催

 愛知製鋼(社長・藤岡高広氏)は11日、企業の環境貢献活動のとして進める「カブトムシのすむ森づくり」活動の一環として、森林育成の楽しさを体感する「森2(もりもり)イベント」を開催、社員や家族など約70人が参加した。

 同社は、12年から知多半島生態系ネットワーク協議会事業「命をつなぐPROJECT」に参画。生物多様性保護促進の一環として、毎年森づくりに関連するイベントを開いている。

 冒頭愛知製鋼の環境活動に関する説明、同プロジェクトに取り組む学生の紹介が行われた後、参加者は同社近隣の「しあわせ村」でコナラ、ウバメガシなどのどんぐり拾いを行った。続いて同社が緑化を進める中新田緑地に向かい、昨年植えた苗木の観察、除草を実施。収集したどんぐりを牛乳パックに入れた土に植える作業、苗木を体験した。午後にはトヨタの森へ行き散策を楽しむなど、参加者は爽やかな秋晴れの下で思い思いに自然と触れ合った。

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