北陸ステンレス流通協会、JFEマテリアル本社工場を見学

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 北陸ステンレス流通協会(会長・酒谷彰男双葉ステンレス工業社長、会員10社)は7日、JFEマテリアル本社工場(富山県射水市)の見学会を実施し、会員各社から14人が参加した。

 JFEマテリアルは国内唯一のクロム系合金鉄メーカーで、主力のクロム系合金製造事業のほか、石油精製時の脱硫触媒や火力発電所の煤塵(ばいじん)など産業廃棄物からレアメタルを回収する有価金属回収事業などを手掛けている。

 現地では、森正浩常務らが応対。森常務は富山に製鉄所がつくられた理由や歴史などを説明した上で「クロム系合金における国際競争力を高めるため、当社では世界で数社しか製造できない品種も手掛けている。きょうは製造現場を体感いただきたい」と歓迎の辞を述べた。

 また、担当者より事業内容や製品の製造工程を紹介した動画の上映が行われた。

 見学では、電気炉による溶解作業の様子や低炭素フェロクロムがニーズに応じて破砕・サイジングされる工程、有価金属回収事業における原料の焙焼工程などを生産ラインの間近で見て回った。

 見学後には質疑応答が行われ、レアメタルをめぐる国際動向などについて質問が寄せられた。

 最後に酒谷会長が「メーカーの製造工程に触れる機会とあって楽しみにしていた。きょうの経験を、あすからの仕事に生かしていきたい」と御礼の言葉を述べた。