長崎県とセブン連携10周年記念 グルメコラボ

 セブン-イレブン・ジャパン(東京)は13日、長崎県と共同で地産地消の推進などを図る「地域活性化包括連携協定」の締結10周年を記念し、長崎県ゆかりのちゃんぽんとカステラ、長崎和牛を使ったおにぎりの3品を発売した。約2週間の期間限定で、長崎県内全200店舗で販売する。

 連携協定は2008年7月に締結。長崎和牛をはじめとする県産品を活用した商品の開発販売のほか、高齢者の見守り活動や子育て支援などに取り組んでいる。

 3品は、スープにアサリの煮汁を加えて長崎の味を再現した「魚介の旨味広がる まろやかちゃんぽん」(550円)と、長崎和牛のばら肉を甘辛く味付けた「手巻おにぎり牛焼肉」(150円)、パンにカステラ生地を挟んだ「白いカステラサンド」(148円)。

 長崎県庁で商品発表会があり、同社の野上明・北九州ゾーンマネジャーは「今後も長崎の優良な食材を有効に使って消費拡大に努めたい。店舗網を活用して取り組みの幅もさらに広げられれば」と話した。

記念した3商品をPRする社員=県庁

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