任期満了(来年4月29日)に伴い、来春の統一地方選で実施される北松小値賀町長選に、元同町職員で新人、西村久之氏(61)が無所属で立候補する意向を固めたことが13日、分かった。
出馬理由について西村氏は、現在約2500人と人口減が進む同町の現状を踏まえ、「定住増につながるよう、町立診療所の常勤医を1人から2人体制にするなどの施策を進めたい」と話した。
西村氏は同町出身。県立北松西高卒業後、1976年に町職員に採用。総務課長、住民課長などを務め、今年3月定年退職した。
同町長選を巡り、立候補の意向を明らかにしたのは西村氏が初めて。現職の西浩三町長(73)は3選出馬について「検討中」としている。