カケフHDがPR活動積極化 地域の「産業フェア」に出展、地元CATV局に取材協力

 カラー鋼板流通などを傘下に有するカケフホールディングス(岐阜県可児市、社長・掛布毅氏)は広報活動を積極化させている。今月初めに可児市内で行われた地域企業展「産業フェアin可児2018」に出展。また、地元ケーブルテレビ局のレポーターが就業体験をする番組に取材協力し、鉄鋼建材の加工販売を通じて長年、地域貢献をしていることをアピールした。

 「産業フェア」は地元企業と地域住民の交流や情報交換の場として、可児市商工会議所が08年より毎年、催しているもので、今年は100社・団体が出展。同社は創業以来、70年間一貫して、鉄鋼製品の販売を手掛けており、身近な物件に同社が供給した加工品が採用されていることなどをPRした。

 取材協力をしたのは、ケーブルテレビ可児が制作し、このほど放映された仕事体験番組「体験!ぐっジョブ」。番組レポーターが、カラー鋼板流通のメトーカケフ(社長・掛布拓雄氏)本社工場を訪れ、カラーコイルが成形され、出荷されるまでの様子を取材。成形加工作業の補助を通じて、モノづくりの魅力を発信した。

 また、同社社員への取材では「無事に仕事を終え、達成感が得られることが醍醐味」など仕事のやりがいを伝えたほか、社員食堂を訪れ、成形加工現場で働く従業員の素顔にも迫った。

© 株式会社鉄鋼新聞社