地形学び防災へ意識 八幡平市・寄木小、県立大などと連携授業

©株式会社岩手日報社

指導役の県立大の学生(右奥)と学校周辺の立体模型図を見ながら、地元の地形について理解を深める寄木小の6年生

 八幡平市松尾寄木の寄木小(藤嶋茂美校長、児童81人)の6年生15人は12日、地元の地形や防災を学ぶ地域学習に取り組んだ。同校と県立大(鈴木厚人学長)、岩手河川国道事務所(佐近裕之所長)が連携し、ドローン(小型無人機)や立体映像を投影する「プロジェクションマッピング」を活用した初の試みで、子どもたちは地域の地形の成り立ちや特徴を学んだ。

 学習は全3回。学校周辺を歩いた1回目に続き、2回目の今回は同大総合政策学部の伊藤英之教授(火山学、災害情報学)と学生5人が指導役として参加した。

 児童はドローンで撮影した映像や、同校周辺の立体模型に土地利用図を投影したプロジェクションマッピングを見学。平らな土地が多く、小高い丘状の地形があることなどを学んだ。人工の降雨体験装置で雨の強さも体感し、防災への意識を高めた。伊藤歩夢(あゆむ)君は「岩手山の噴火や松川の氾濫など、災害によって自分の住んでいる地域ができたことを初めて知った」と驚いた様子だった。